1925年設立。マクリーンフォッグ(MF)社は「ワン・ロックナット」を北米の鉄道 事業向けに提供。 革新的な製品開発と事業吸収によって、マクリーン‐フォッグカンパニーは世界的な企業へと成長を遂げることが出来た。現在、北米・欧州に多くの製造拠点をもち、その年間売上高は約8億ドル(640億円¥80/$1.00)である。
1925 – ジョン・マクリーン・シニア(ボス・ナット・カンパニーの副社長でゼネラルマネジャーであった)がロックナット事業を起業する機会を得た。ここにパートナーであるジャック・フォッグ(鉄道業界では伝説の人の一人)を得て、ナンバーワン(#1)ロックナットを完成、サンタフェ鉄道及びミルウォー
キー鉄道を主要顧客としてその供給を開始
1927 – ジョン・マクリーン・ジュニアがMFに入社。今日も生きている彼の経営哲学は、「産業界に貢献すること、お互いに協働すること、お客様の問題解決にタイムリー且つ正価で資すること」というものである。
1929 – MFはウォータータイトボルト社を買収。当時(有蓋)貨車で大きな問題であった貨車内への浸水問題を同社の技術によって解消することが出来た。このことは、その後のMFが、工夫・発明を取り入れ、それを市場化して改善を図っていくという気風に繋がってきている。
1938 – MFはロックタイトクリップを考案、特許を得た。
1961 –バリーL. マクリーン(現会長)が機械技術者として入社。現在、彼は世界23拠点で およそ3,000名の従業員を抱える事業を成功させた責任者として、その高潔な人柄と共に高い行動規範をもって活躍している。
1964 – ファスナー部門を拡張、現マンダライン本社工場(イリノイ州)を開設した。
1972 – バリーマクリーンが社長に就任
1975 – MF創立50周年
1976 – MFは引き続き事業多角化へ向けて、現メットフォーム部門(熱間鍛造部品製造)を開設 した。ここは初めてのオフサイト(本社地区を離れた)拠点であった。
1980 – デトロイトに営業事務所を開設。
1982 – MFがポリマーテクノロジー社(ウィスコンシン州ホワイトウォーター)を買収。
1983 – 起業の主事業であった鉄道向け部門を売却。
1984 – MFはプレシジョン コールド フォージ社 (冷間鍛造・機械加工が主).を買収、イリノイ州サバンナのメットフォームの補完部門とした。
1990 – MF創立60周年を祝う。
1991 – ポリマー工場(ウィスコンシン州ホワイトウォーター)の新工場起工。
1995 – MF創立70周年を祝う。
1995 – マックリーンフォグカンパニー、コンチネンタルエレクトリック社とアトラスパワー社を合併し, マックリーンパワーシステムズ社, という新部門を設立。
1997 – マクリーンメイナード (ミシガン州チェスターフィールド)を買収。
1999 –MFはインダストリアルオートモーティブファスナーズ( ミシガン州ロイアルオーク). を買収、マクリーンビークルシステムズ- ロイアルオーク工場とする。
2007 – バリーマクリーンの長年にわたるファスナー業界への多大なる貢献及び中西部地域へのリーダーシップへの敬意を表するために、ナショナル産業ファスナーショー殿堂への顕彰が 行われた。
2008 – MFの取締役会においてダンカンマクリーンがマクリーンビークルシステムズ社の社長に就任した。
2008 – MFはセーガータウン社(ペンシルバニア州セーガータウン), の買収を発表。同社は 北米の幅広い産業-鉱工業、建築や自動車がその主なもの‐向けの特殊金属加工部品製造メーカーである。またその部門会社であるプロフォームツールでは熱・冷鍛加工部品の製造を行っている。
2010 - MFは創立85周年を祝った。
2011 - 8月18日バリーマクリーンは従業員と共にその勤続50周年を祝った。
2011 – マクリーンビークルシステムズはマックリーンフォグコンポーネントソリューションズへと改称した‐この統合的なブランド名への移行によって、新しい産業や技術とそれらに関わるメンバーを含むことが容易になったと同時に、これまでのMFの長い歴史の中で育まれてきた 創意工夫への敬意という伝統もしっかりと体現しているものである。
2012 - MFCS社、 米国ウィスコンシン州ホワイトウォーターのポリマーテクノロジー部門と米国ウィスコンシン州メノモニーフォールズのエンジニアードプラスチックコーポレーションを合併し、MFCS社の新部門 エンジニアードプラスチックカンパニー を新設。