ポゴスティックとハイパースティックの特徴とメリット

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ポゴスティックとハイパースティックの特徴とメリット -

ポゴスティック、および高性能なバリエーションであるハイパーススティックは、スタビライザーリンケージのボールジョイントおよびブッシングに代わる部品です。スタビライザーリンケージの主要目的は、あらかじめ決められた間隔が開いている、いろいろな曲線を描いて動く筐体の2つの固い接触点を固定するという、一見単純なことです。ただし、負荷が大きく厳しい環境では、この目的を達成することが非常に困難になります。多くの筐体では、長年に渡り
ボールジョイントが使用されてきました。


ボールスタッドを使用すると、デザイン上、以下のような独特の問題があるため、一定の割合で故障が生じます。
- 耐久性に深い関連のある密閉システムが衝撃に弱い。
- 角運動の範囲が非常に制限されている。
- 筐体の固い接触点の寸法品質と表面品質に非常に敏感である。


基本的に、
ボールジョイントのデザイン上の問題は、寸法がなかなか合わず耐久性に乏しい3つの部品(ボールスタッド/ソケット/ハウジング)が非常に固いため、角運動は可能になるものの動きの範囲が制限されることにあります。唯一寸法を合わせることができる手段は、高価な製造工程で製造することです。ほとんどの筐体コンセプトでは、そのような高価なインターフェイスのメリットはコストに見合いません。


そこで、多くのOEM各社(特にコストに関する圧力が大きい場合)は、ボールジョイントをブッシングに換えて対応しようとします。ブッシングは耐久性も高く安価ですが、筐体設計者に以下のような新しい問題をもたらします。
- 角の範囲が回転軸に大きく依存する。
- 筐体の固い接触点の寸法や表面に対しては依然敏感である。


このように、市場で入手できるソリューションは不十分であったため、MFCSは筐体に使用する新しいデザインを開発しました。ポゴスティック。

ポゴスティックは、1組のM10またはM8ボルトとナット、および筐体の固い接触点との接触箇所がゴムまたはTPUグロメット付きのスペーサーで強化されたグラスファイバーでできています。このボルトとナットおよびスペーサーが、最大相対運動範囲を制限する理想的な固さの部品として機能します。この創意工夫にあふれるデザインのポイントは、グロメットの形状と素材です。角運動により、筐体の固い接触点のさまざまな曲線的動きを補いながら、同時に軸方向剛性を向上できます。


ポゴスティックは単純な構造であるため、組み立ても簡単です。柔軟なグロメットにより、形状が厳密でなくても、高価な表面仕上げをしなくても、ポゴスティックは筐体の固い接触点上で機能できます。  


つまり、妥当な価格で理想的な機能を発揮できるのがポゴスティックです。


この「専門家から」セクションには、近日、ポゴスティックエンジニアリングチームの専門家がさらなるコンテンツを掲載することになっています。ご期待ください。

 

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